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ミャンマーの公用語は?簡単な挨拶からオススメ翻訳アプリまで紹介します!

ミャンマーの公用語って何語?

旅行や視察でミャンマーに行こうと思ったものの、ミャンマーの公用語が何語か知っている方は少ないと思います。
この記事では、ミャンマーの文字や”使える”ミャンマー語、ミャンマーでの英語の通じやすさやオススメの翻訳アプリまでを紹介いたします。
これさえ読めばミャンマーでも言葉の問題は大丈夫!(かもしれません)

公用語は”ミャンマー語”

なんか勿体ぶりましたけども、ミャンマーの公用語は当然”ミャンマー語”です。
以下、Wikipediaより引用です。
ちなみに「ビルマ」と「ミャンマー」の言葉の使い分けに意味はありません。
どちらも同じ意味を持ち、差別的なニュアンスなどもありません。

ミャンマー連邦の総人口約5,114万人の約70パーセントを占めるビルマ族が母語とする言語で、他にバングラデシュ・マレーシア・タイなどにも話者がいる。なお現在のところ、日本の公教育においては東京外国語大学及び大阪大学外国語学部で専攻語として開講されているのみで、専門的な学習の機会や場は多くない。ミャンマー語と呼ばれることもある。

Wikipedia「ビルマ語」より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9E%E8%AA%9E

ミャンマー文字ってどんな文字?

こちらの画像で、ミャンマー文字はどれかわかりますか?

世界の文字広告

答えは写真真ん中・水色背景の丸っこい文字がミャンマー文字になります。
本当かどうかわかりませんが、その昔、ミャンマーにまだ紙が無かった頃の話です。
当時、人々はヤシの葉に文字を書いていたそうです。
葉っぱがやぶれないように書くため、丸っこい文字になったそうです。

ちなみに上の写真の答えはこちらから。

数字もミャンマー文字

ちなみに数字にもミャンマー文字が使われます。
(もちろん普通の数字も使われます)

この画像のように、上がミャンマー数字、下が普通の数字です。
なんとなく、ミャンマー数字は普通の数字が由来になっている気がしますね。
(6とか7など)

バスの番号には今もミャンマー数字が使われているときがあります。
(この画像の番号は「21」ですね)

ミャンマーバス

旅行で使えるミャンマー語

とは言っても、短期滞在でミャンマー文字は読めなくても問題ありません。
しかし、最低限の挨拶を覚えたほうが面白いかもしれません。

挨拶・お礼など

ミンガラーバー : おはよう(こんにちは・こんばんは)
ミャンマーでは時間によって挨拶は変わりません。
いつ何時であろうと、「ミンガラーバー」でOKです。

チェーズーバー : ありがとう
正しくは「チェーズーティンバーデー=ありがとうございます」で、丁寧な表現です。
ただしこれでは長くて覚えられない場合、チェーズーバーの省略形があります。
外国人のお客様であれば大丈夫です。

物を買う時

ベラウレ? : いくらですか?
値段を教えてくれます。
大体のミャンマー人は、相手が外国人とわかると英語で答えてくれます。
(「スリーサウザンド」など)
ベトナムなどと違って10倍の値段をふっかけられることはまず無いです。

ショーペーバー : まけてください
外国人の場合、いくぶん高めにふっかけられることがあります。
(レストランなど明らかに値段が決まっている所ではやめてください)

市場で買い物するときなどは、笑顔で両手を前に合わせて言えば、すこしまけてくれます。
コミュニケーションとして最初のうちは一番おもしろいかもしれません。

旅行前に買っておくべきオススメの本

旅行の場合はこれ一択です。

ミャンマー語指差し会話帳
旅の指さし会話帳44 ミャンマー(ミャンマー語)

Kindle版もありますが、使いにくいので紙の本がオススメです。

余談ですが、初めてミャンマーに来たとき、この本を持って遊んでいました。
当時、生ビールが一杯800チャットでした。
コンビニで350mlの缶ビールを買おうとすると1200チャットと言われました。
外国人相手にナメてやがる・・・!と思ったので、指差し会話帳で「うそつき!」の欄を延々と指さし続けました。
相手は相手で、とぼけた顔で困惑しています。
さらに腹が立ちました。

後でわかりましたが、ただの正規価格でした。
日本の常識は通用しないな、と思いました。

ミャンマーで英語は通じるの?

他国と比べると

東南アジアでは(シンガポールは抜きにして)フィリピンに次いで2番目に英語が伝わると思います。
【必読】ミャンマー人材の特徴や付き合い方にも記載しましたが、小学生から英語教育が始まり、大学の試験も英語で行われます。
外国語にアレルギーが少ないため、非常に英語は伝わりやすい国です。
もし会話で伝わらなかった場合でも、メモやスマホで書いて伝えると理解できます。

伝わりやすい英語の話し方

これもこちらで記載済みですが。
ただし、”日本人の英語の訛り”と”ミャンマー人の英語の訛り”は非常に異なります。
たとえば「Bank(銀行)」という単語があります。
日本人の英語は「バンク」と発音しますよね。
(単語の最後の”k”を更に強調するような発音です)
一方、ミャンマー人の英語は「バンッ」と発音します。
日本人とは逆に、単語の最後の”k”をほとんど発音しません。

Bankだけではなく、Jumpは「ジャンッ」、Bookは「ブッ」など、
単語の語尾を発音せずに小さい「ッ」を入れるイメージで話すと良く伝わります。

オススメのミャンマー語翻訳アプリ

VoiceTra

VoiceTraはぜひダウンロードをオススメします。
VoiceTra画面

①まず、ミャンマー語を翻訳言語に設定してください。
②タップして日本語を話します。
③「入力した文です」の欄に、話した日本語が表示されます。
④「こう翻訳しました」の欄に、翻訳したミャンマー語が表示されます。
ここに表示された言葉がミャンマー人に伝わります。
⑤「翻訳の意味はこれです」の欄に、更に再翻訳された日本語が表示されます。
③と⑤の日本語の意味が一致していれば、正しい翻訳がなされたと判断できます。

2017年はほとんど全く使えなかったこのアプリですが、今はかなりの精度で翻訳してくれます!
ぜひ渡航前にダウンロードをオススメしています!

ポケトーク

ポケトーク

今すでにお持ちの場合のみ、持ってきて頂ければ十分活躍します。
ただし、ポケトークで可能はことは、大体がVoiceTraでカバーできます。
ポケトークが関西弁をしっかり通訳した時は驚きましたが、今はVoiceTraでもできます。

いかがでしたでしょうか。
言葉で不安があったり、現地の人とコミュニケーションを取りたい場合は、指差し会話帳とVoiceTraのインストールをオススメします!