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エンジニア・通訳などの採用について

各種専門知識を有する大卒者や経験者をご紹介いたします。
総合大学はもちろん、工科大学や外語大学などの単科大学も充実しており、
さらには日系企業での就労経験者の紹介も可能です。
専門は機械、電気、ITをはじめとした技術系から日本語などの人文系まで、多くの人材が専門分野を修得しています。

こちらの記事も合わせてご確認ください。

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働くエンジニア達


ミャンマーの教育システムについて

ミャンマーの教育システムは少々複雑です。
日本のように、誰に聞いても「6年・3年・3年・4年」と
同じ答えが帰ってくるわけではありません。

小中高という区分があるにはあるのですが、聞く人によって「5・3・2」と言ったり、
「4・4・2」と言ったりなぜか答えが様々です。
いずれにせよ、合計10年間の教育が終わった後、「セーダン」と呼ばれる
卒業試験を受けなければなりません。
合格しなければ大学進学は認められず、試験の点数に応じて入学できる大学が異なります。

こちらの記事が詳しいですのでご参考まで。

TK、アジアで財閥作るってよ。

ミャンマー人って大学に入るまでの過程ってどうしてるんですかね?大学ってどういう基準で決まっていくんですかね?優秀な大学は…

大学での教育について

大学での教育システムですが、こちらも専攻ごとに教育年数が異なることが特徴です。
エンジニアは基本的に5年が目安となります。

いずれの学年においても必ず英語は履修しなければなりません。
また、教科書はすべて英語のものを使用します・
また、進級するにつれ、基礎的な科目から専門的な科目が増えることも日本と同じです。

就労前の教育

安全について

企業様にとってもそこで働く人材にとっても、安全に最大限注意することは常識中の常識です。しかし、ミャンマーでは安全に対する意識は驚くほど低いです。
町工場レベルでは、安全靴を履かない・溶接での遮光マスクをつけない・保護手袋をつけないなどは当たり前です。面倒くさいから、どうせ大丈夫だからという意識が残念ながら一般的です。
せっかく日本で働くチャンスを得たにも関わらず事故に遭うことは、本人のみならず家族にとっても不幸であること。また、他人をケガさせてしまう可能性もあること。企業様へも経済的な損失を負わせてしまうことなど、安全意識の必要性から教育いたします。

5Sについて

現状の国のレベルとして、5Sという概念がそもそも無いこと、5Sを知っていても実施するメリットがそこまで無いことが実情です。
(ミャンマーに限ったことではありませんが)お国柄、非常にのんびりした国民性で、例えばコンビニのレジではキャッシャーの中にお金がぐちゃぐちゃっと入っています。店員がお釣りを渡す際、いちいち○チャット札が何枚…と探す羽目になるのですが、当然それが許容されます。誰もそこでロスする時間や正確性を気にしていません。
日本はそういった文化では無いことから始め、5Sといっても、整理とは必要なものと不必要なものを分け、不必要なものを処分すること。整頓とは必要なものを使いやすいようにキチンと処置すること。清掃とはゴミや汚れの無い綺麗な状態を保ち点検すること。清潔とは上記3点を常に維持すること。躾とは上記で決められたルールをキチンと実行するよう習慣づけること。言葉を教えるだけではなく、実例を踏まえて教育いたします。

品質について

現状の国のレベルとして、安いことが一般市民にとっての正義であり、良いものを長く使うといった発想はそこまで感じられません。
例えばドライヤーひとつとっても、ミャンマーでは数百円で購入可能ですが、驚くほどすぐに壊れます。買い替えの手間も考慮すると、場合によっては日本の物を買うより高くついてしまうかもしれません。「日本製は高品質」という概念は、日本に住む日本人は理解できていません。それほど劣悪な製品が溢れています。
品質の重要性、すなわち品質が日本企業にとっての成長の根幹であること、品質管理の考え方、具体的な行動などを教育いたします。また、統計的品質管理手法については得意分野ですのでご希望がございましたら教育いたします。お申し付けください。

知的財産について

現状の国のレベルとして、特許や著作権などという概念は薄く、コピー製品が出回っております。各種映画やゲーム、Office製品、フォトショップなどが日本円にして1枚70円程度のCD-ROMで販売されています。日本で働くにあたり企業様にとっての知的財産を侵害することが無いよう、そもそも知的財産とは何かから始め、工場やオフィスの写真を気軽に撮影したりしない、重要書類を持ち帰ったりしないなど、具体的な行動として教育いたします。


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