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ミャンマー日本語学習ブームの背景・現在の治安とは?【2024年2月】

昨今のミャンマーでは日本語学習ブームが過去最高に高まっており。
技能実習・特定技能・技人国など、さまざまな在留資格で日本への就労を目指す方がたくさんおります。
(参考記事→JETRO:www.jetro.go.jp/biznews/2023/07/1d05cf88c57ee741.html 

最大都市ヤンゴンでは大きな危険は無いが、その他エリアは危険地帯有り
この状況がミャンマーの日本語学習ブームに拍車

​​ミャンマーは日常的に空爆や戦闘が頻発する非常に危険な国であるように報道されております。
そのためミャンマー国民がどのような生活を送っているか気になる
あるいは面接でミャンマーに行きたいが治安が非常に心配という声が多く聞かれます。
そこで、2017年よりミャンマーに在住である私が、現在のミャンマーの治安についてご説明させていただきます。

​​​◯ヤンゴンでは実はそこまで大きな危険はない!?
外国人が普通に生活する分には特に危険は感じません。
ヤンゴンの状況の一例は以下のようになっております。

  • クーデター後、深夜12時〜4時までの外出制限がかけられ、飲食店などは20〜21時頃に閉まってしまいます。
  • ​​​​現地の方(特に女性)は経済状況の悪化により、スリを恐れて公共交通機関を一人で利用するのを控える傾向があります。ですが、元々ミャンマーは日本並みに治安のいい国でしたので、そういった犯罪が物凄く多い訳ではありません。
  • 市内ではときおり軍のトラックが道路を走っていたり、軍人が路上で警備している様子を見かけることがありますが、物珍しいと思ってスマホのカメラを向けない限りトラブルは起こりません。

◯その他地域は報道通り危険なところも
特にヤンゴンから離れた北部地方などでは、報道の通り危険な地域が多くあります。
弊社スタッフの実際の生の声を以下に記載します。

  • 地元の近くの村で、18歳の男性が軍に徴兵された。
  • 実家の周りでは銃声や爆弾の破裂音が毎日聞こえる。

こういった状況から、田舎に住んでいる方は、家を持っている親世代を除き、
多くの若者はヤンゴンへ移住しております。

ただし、ヤンゴンで仕事が見つかる若者は多くなく、
国内で満足な生活を送る見通しはたっておりません。
そのため、ヤンゴンの日本語学校で勉強し、日本に行くことを目指す、
この流れが昨今のミャンマーにおける日本語学習ブームに繋がっております。

いかがでしたでしょうか?
ミャンマーの現在の治安と、日本語学習への関心の高まりについてお伝えしました。
他にもミャンマーの理解にお役立ちできる情報を配信しておりますので、
ご興味があれば他のページもぜひご覧ください。