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【必読】視察に備えてのミャンマー基本情報

視察に備えてミャンマーに関する基本情報をまとめています。
首都はヤンゴンではない?ミャンマー人の平均年齢や平均年収は?
ミャンマーの治安や宗教は?必要な持ち物や食べ物事情などを紹介しています。

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  • 面積:約68万km2(日本の約2倍)
  • 人口:約5500万人(うちヤンゴンが500万人)
  • 首都:ネーピードー
  • 民族:135民族から構成
  • 宗教:仏教
  • 識字率:93.1%
  • 平均年齢:27.9歳
  • 平均年収:約26.4万円
  • GDP成長率:6.8%

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治安が良い

みなさんがイメージされるミャンマーの治安はどのようなものでしょうか?
スリ、強盗、暴力・・・正直良いイメージは無いと思います。
(初めて家族でミャンマーに来たとき、もしかしたら子どもがさらわれるんじゃないかと心配していました)

実のところ、ミャンマーの治安は非常に良いです
フィリピンやタイに比べて間違いなく良く、
むしろ日本と比べても同等か、それ以上に良いかもしれません

夜、一人であっても外出可能です。
わざわざ、夜中に貧困地域に行くなどしなければよほど危険はありません。
それほどミャンマー人は温厚で、こちらから非礼なことをしない限りは
ヤンゴンにおける生活・滞在に心配ありません。
ただし、以前ミャンマーの友人から聞いた話ですが、
ミャンマーの富豪はタンクトップにロンジー(巻きスカートの民族衣装)で
わざと普通のオッサンと変わらない服装をして注意しているという話を聞きました。
なるべく腕時計やネックレスなど、金目の物は身に着けない方がいいのかもしれません。

また、昨今ではロヒンギャ問題が盛んに報道されておりますが、
それはバングラディッシュ国境付近だけの話であり、
都市部での生活ではまったく影響がありません。

ただし、用心するに越したことはありませんので、
なるべくひと気のない所にはいかない、荷物をほったらかしにしないなど、
気をつけてください。
基本的に日本で生活するのと同じ注意レベルであれば問題ありません。

物価は安いが生活は楽では無い

 ヤンゴンにおけるミャンマー人の月収はおよそ2万〜3万円程です。
(地方に行けばもっと下がってしまいます)
つまり、給料は日本のおよそ10分の1なのですが、物価はたかだか3分の1が平均です。
コーラは40円、一般的なレストラン1食200〜300円、タクシー初乗り100円です。
日本の水準と比べると、給料に比べて物価が高く、生活は楽ではない現状です。

 それでも、日本の若者と比べると「貯金する意欲」が無いに等しいので
食べること自体には困らないのですが、家賃を含めると話が大きく変わります。

日本のアパートに比べると、新築にも関わらずボロく、家賃は高いです。
たかだか1Kのアパートでも家賃は2万円ほどで、
ミャンマーの若者がヤンゴンで一人暮らしをするのはほとんど不可能です。

したがって、友達同士で住んだり、またはシェアハウスのために
Facebookで同居人を募集するのが一般的です。

そういった背景もあって、外国語を学習し、海外で働きたい優秀な若者が多くいます。
そのためヤンゴンにはいたるところに外国語学校があります。

宗教について

 国民の殆どが仏教徒で、仏教の中でも経験な上座部仏教を信仰しています。
その中で大事にすべき五つは、ブッダ・仏法(仏教で説かれているマナー)・
僧侶・親・先生(上司含む)となります。

これらに対する尊敬の念は固く揺らぐこと無いものです。
日本において仏教は形骸化されており、葬式仏教などと揶揄されることもありますが、
彼らは真摯に仏教と向き合っております。
そのため仏法に背くようなことはやりません。

内定者の入国直前には、先生である私に土下座のように膝をついて
お礼をしてくれる方もいました。

日本人からするとすこし恥ずかしいのですが、
そこまで恩を感じてくれていると思うと嬉しくなります。
したがって日本社会でも、上司の意見を尊重し仕事に取り組んでくれると思います。

また、あるニュースでミャンマーの寄付率が世界一だと発表されました。
これは現地で生活をしていると感じることで、
決して寄付する側も裕福ではないのですが、
貧しい方やめぐまれない方に迷わず寄付をします。

日本人よりもお金への執着が薄く、がめつくないと言えます。
以前、屋台でローカル料理を食べた時、
子どもがとても気持ちの良い接客をしてくれたので、
チップのつもりでお釣りをもらわず店を出たところ、
わざわざ走って追いかけてお釣りを渡してくれたことがありました。
たかだか15円くらいだったので、走って渡してくれた彼にとっては
赤字だったかもしれません。

 仏教以外にも、中国国境・タイ国境・インド国境には
キリスト教の方がわずか(国民の8%)におります。
彼らも先に述べたような優しさを持っています。

それは古代から続く土着の信仰影響であり、他者への優しさは随一です。
また、食べることを禁じられている物もなく、
仕事中にお祈りなどをすることもありません
ので日本の文化にも馴染みます。 

日本語が一番?!

実はミャンマーで外国語を習うと言えば、日本語が一番目の候補に上がります。
なぜ英語ではないのか?理由はミャンマーで日本帰りの社長が多いためです。
日本がアジアの中で一番の経済大国だった頃、ミャンマーは政治的に不安定な時期でした。

多くの若者が留学や就労で日本へ来日し、彼らが日本の技術やビジネス方式を
ミャンマーに持ち帰り、社長として成功した例が多いのです。
実際に我々もミャンマー人社長にあうと、
「昔、日本で働いていました」なんて方に何度もお会いしています。

また、日本政府のミャンマーへの支援(これまでに総額1兆円にものぼる)も
ミャンマー国民への親日感情を後押ししています。
これまでにも多くの援助がありますが、例えば日本のODAによって建設された橋ついて、
ミャンマーの方から「あそこの橋は日本が作ったから良い。
あっちの橋は中国が作ったからダメだ」と言われたのは一度や二度ではありません。

また、タクシーに乗っていて日本人だということを話すと
「日本人のおかげで今のミャンマーがある。ミャンマーの車はトヨタ製ばかりだ。
教育のレベルも高いしマナーがとても良い。本当に本当にありがとう」と、
正直恥ずかしくなるくらいの過剰なリスペクトを浴びます。

日本の先輩方の積み重ねによって築かれた親日感情のおかげもあり、
ヤンゴンにある外国語大学で一番難易度が高いのは日本語学科となっています。

ロヒンギャ問題について

日本では盛んに報道されているロヒンギャ問題についてですが、
少なくともヤンゴンでは全く何の影響もありません。

ロヒンギャが問題となっているエリアとヤンゴンは、
直線距離にして500~600kmほど離れています。

また、仏教とイスラム教の対立が問題の原因と言われておりますが、
宗教が原因ではなくそこに住むラカイン人の独立したがりの性格が
災いの元であるということが、ヤンゴンに住むミャンマー人の一般的な認識です。

そもそもこれはミャンマーの問題では無いとさえ言い切る
ミャンマー人も少なくありません。

日本人からは考えにくいことですが、少数民族の集合体である
ミャンマーは民族間の対立が未だ残っており、
上記のラカイン人はヤンゴンの日本語学校に入学を許されない例もあります。

視察に一番良い時期は?

ミャンマーでは日本と異なり3つの季節があります。

乾季(10月下旬〜2月下旬まで)

ミャンマーで一番最高の時期です。生きててよかったと思います。
日本は一番寒い季節なので、その意味でも一番オススメの時期です。
滞在中の服装は半袖半ズボンで問題ありません。
昼間は30℃前半ですが、雨はふらない季節なので湿度は低いです。
早朝は20℃程度まで気温が下がります。
ただしその時間に観光などの予定は基本入れませんので防寒具は不要です。

暑季(3月上旬〜5月中旬)

個人的にミャンマーで一番最悪の時期です。
とにかく暑すぎます。最高気温が40℃を超えることがあります。
熱中症・日射病の可能性もありますので、帽子・サングラスがあると良いです。
日焼け止めの持参もオススメしています。

4月中旬にはミャンマー最大の連休、最大のお祭り「水かけ祭り」が開催されます。
企業はどこも休みになりますし、学生も実家に帰ります。
街中ではあらゆる場所で水をかけあう状況が続きますので視察は不可能です。
わたしはこの期間は朝から晩まで水をかけて遊んでいます。
一緒に遊びたい方がいらっしゃればぜひ是非お越しください!

雨季(5月下旬〜10月中旬)

実は意外と良い季節です。気温も30℃強と暑すぎるほどではないです。
確かに雨が強く多く降りますが、日本人がイメージするほど酷くはないと思います。
この時期は折りたたみ傘の持参をお願いしております。
また、雨で道路がビチャビチャなので、汚れても良い靴があると良いです。
(革靴は絶対不要です)
サンダルに履き替えても良いですが、日本スタイルの選び方をすると失敗します。
コツは自分のカカトの先より短いサンダルを選ぶことです。
カカトの先より長いサンダルを選ぶと、歩くたびに雨しぶきが脚に飛び汚れます。

ちなみに私は短いサンダルを選んでもやっぱり脚が汚れます。
ミャンマー人はまったく汚れません。
これはミャンマーの不思議のひとつです。

時差は”2時間半”日本が進んでいる

時差についてですが、2時間半日本が進んでいます
ミャンマーが13:00なら、日本は15:30です。
それほど時差ボケになるような時差ではありませんのでご安心ください。

持ち物・服装などについて

ヤンゴンは気温が年中30度を超えます。
市街観光および弊社へのご視察の際も半袖・短パン・サンダルで問題ございません。
(面接時は襟付きのシャツをお願いしております)

ヤンゴンを楽しみながらご視察いただければ幸いです。
ネクタイ・ジャケットの着用は暑すぎて辛いだけなので絶対不要です。

暑い季節は汗をかくので半袖のTシャツが多めにあると良いです。
こちらで安く買って、着たら捨てて帰るのも良いかもしれません。

また、観光の際はミャンマーのお寺に行く場合があります。
ミャンマーのお寺に入るには裸足しか許されておりません。
靴下は脱げば良いですが、ストッキングのご着用はご遠慮ください。

持ち物についてですが、ウェットティッシュのご持参をオススメしています。
飲食店でおしぼりはでません。
また、ミャンマーのお寺に裸足で入ったあと、足の裏がかなり汚れてしまうためです。
他には、日焼け止め、虫よけスプレーなどがあると便利です。

ビザ・パスポートについて

滞在期間が30日以内の場合、ビザの取得は不要となりました。
例え面接の場合でも観光扱いとし、ビザの取得は必要ありません。

念の為、査証ページの残り枚数と有効期限の確認は確認お願いします。

お金の持ち込みについて

目安として、滞在日数×1万円程度あれば不自由なく過ごせます。
(過ごし方によりますがこれでも少し多いくらいかもしれません)
ガイドブックにはドルのみ両替可などの表記がありますが、
現在は日本円も両替可能ですのでご安心ください。

また、小さい紙幣になるとレートが悪くなります。
なるべく1万円札、100ドル札を崩さずお持ち下さい。

注意点としてミャンマーはドル紙幣の汚れ・折れに非常に厳しく(日本円は問題ありません)
ほんのわずかなシミが付いているだけで両替を断られることがあります
ので、
わざわざ日本円をドルに両替してお持ちいただく方がリスクが高まります。
すでにドル紙幣をお持ちの方は、しっかり財布に保管してください。
くれぐれも折りたたんだりポケットにグシャっといれたりすることはお控え下さい。

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ミャンマーへの飛行機便について

乗り継ぎ便と直行便がありますが、
直行便は成田からのみの出発となりますので、
基本的には乗り継ぎ便を利用いただくことが多いです。

■乗り継ぎ便の場合
出発地 :日本全国
経由地 :タイやベトナムなど
所要時間:乗り継ぎの時間を含めておよそ半日程度で到着
金額  :手荷物預け無し→往復5万円程度
     手荷物預け有り→往復7万円程度

■直行便の場合
出発地 :成田空港(ANAで1日1便)
所要時間:8時間(日本時間11時発→現地時間16時半着)
金額  :エコノミークラスの場合、往復10万円程度
    :ビジネスクラスの場合、往復22万円程度
※上記金額は予約時期によって異なりますので事前にご確認ください。

滞在中の食事について

ミャンマーローカル料理はもちろん、
日本食から中華・イタリアンなど、「思っていたより種類があるんだね」
という感想をいただきます。

滞在中の食事は「日本食のみ」でも対応可能ですし、
衛生管理がしっかりしている(すこしハイクラスな)お店でミャンマー料理も
オススメしています。
最近ではピザやステーキなどの専門店も増えてきており、
思っているほど食事に困るような国ではありません。

日本からわざわざカップ麺やお弁当などを持ってくる必要はありません。
また、屋台での食事を希望されるお客様もいますが、
ミャンマー人の本当の現地での生活を知っていただく意味でも大歓迎です!

飲料水については普通に売っているペットボトルを購入すれば問題ありませんので、
日本から水を持ってくる必要はありません。
水道水は現地の人でも飲みませんので、
せめて口をゆすぐ程度での利用にとどめてください。

また、ガイドブックなどで「現地の氷には要注意」などの記載がありますが間違いです。
問題ありませんのでご安心ください。

お酒については、ビールは「ミャンマービア」という銘柄が一番人気で、
生ビール1杯で約60円、350ml缶で90円程度と、
日本と異なり生ビールの方が安い
ことに驚かれるかもしれません。

どの店でもよく冷えており、ジョッキを冷やす文化は浸透しきってないものの、
ビールに氷を入れて飲む文化なく、暑いミャンマーにピッタリの喉越しを味わえます。

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インターネットの利用について

ホテルには基本的にWifiが常備されています。
Wifiが設置されている飲食店も増えてきております
ので、
ご自身で日本からWifiルータを持ち込むのはその辺りの事情を踏まえてご検討ください。

もしスマホがSIMフリー端末の場合、空港に着き次第SIMカードを
購入(約100円)すれば、インターネットを利用可能です。

SIMカードを購入し、トップアップ(フォンベイ)と呼ばれる
テレホンカードのようなものを購入し設定するだけで終了です。
すべてサポートいたしますのでお知らせください。

ご自身で移動するには

滞在中は必要に応じアテンドさせていただきますが、
もしご自分で移動されたい場合、タクシーの利用をお願いいたします。
(バスや電車は難易度が高いです)

ミャンマーのタクシーはメーターが無いため、
乗る前に場所を伝えて金額を事前に交渉するシステムです。

ヤンゴン市内の移動は基本的に、
3000チャット(約200円)〜4000チャット(約300円)程度が相場です。
もちろん場所にもよりますが5000チャットを超えることは少なく、
6000チャットを提示された場合はボッタクリと考えてもよいです。

ただし、空港から市内に来る場合は10000チャット(約700円)を
切る程度の金額であればご利用ください。
服装や雰囲気の時点でお金持ちと判断されるため、
それ以上安くなる可能性は少なく、
頑張ってねばったところで200円程度の節約にしかなりません。

野良犬について

ミャンマーでは野良犬が大勢います。
多くてびっくりすると思います。
仏教の教えにより、動物を殺生してはいけないからです。
(それがまた汚くてブサイクです)
噛まれると狂犬病の恐れがありますのでやたらに近づかないで下さい。
(汚くてブサイクなので近づきたくなりませんが)

基本的に子どもを産んだ直後の母親犬は噛む危険性が高いと言われています。
それ以外は、威嚇すれば逃げますので心配ありません。
日本で狂犬病のワクチンを注射する必要もありません。

一度、腹が立っているときに野良犬を蹴り飛ばしたことがあります。
案の定、周りのミャンマー人に怒られました。
威嚇だけがマナーのようです。
その節は申し訳ございませんでした。

コンセントについて

ミャンマーはコンセントプラグの規格が統一されておらず、
ありとあらゆる種類のコンセントが混在しておりますが、
基本的に日本と同タイプのもので問題ないので、
変圧器や変換プラグをご用意いただく必要はありません。

どうしても不便があった場合、すぐに必要な変換プラグを
格安で購入可能ですのでご心配無用です。

この他なにかご不明点やご質問がございましたらお問い合わせください。
info@brilliantknowledge.space