ミャンマー特定技能/技能実習人材の送出し・DX活用なら株式会社BKU

コロナ後のミャンマーの送り出し事情

コロナウイルスの収束に伴い、ミャンマーからの労働者の送り出し状況が変化しています。2023年9月時点での状況を解説していきます。

ミャンマーから技能実習生はこられる?

今は何も規制がなく、来日することができます。2023年はミャンマーの送り出しは非常に活気があります。

 

下の図は、政府が発行する入管白書「出入国在留管理」での、新規で技能実習1号で入国した人数となります。 (https://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/seisaku_index2.html  2022年発行の10 ページ)

 

コロナの影響がなかった2019年では、6460人が出国しておりました。

2022年のデータはまだ出ておりませんが、在留資格がおりて待機していた人が2022年4月以降から出国したので、一時的にグンと上がることが予想されます。

一方で2023年からは、待機組がいなくなってほぼ新規だけの数字となると思われます。 私はコロナ期間さらにはクーデター期間もずっとミャンマーにおりまして、状況をよく見てきているのですが、2023年は1万人を超えるのは確実とされており、今後も更に伸びることが予想されます。

どうしてこれからミャンマーが伸びる?

一番大きな理由は日本を目指す若者が圧倒的に多いということがあげられます。

ミャンマーでは空前の日本語ブームで、JLPT日本語能力試験の受験者数は他国の何倍も多く、一度の試験で5万人ほどの世界一です。
(参考 朝日新聞:https://www.asahi.com/articles/DA3S15689772.html)

人気コンサートのように定員がすぐに一杯になり、受験できなかった方を含めると、日本に行きたい若者は数十万人になります。面接は厳しい競争を勝ち抜いた方が選ばれるので非常に優秀な方たちです。

さらにミャンマー語は、日本語と文法が全く共通です。そのため会話が非常にスムーズです。技能実習に合格して間もない方の発表です。

 

日本への渡航は? 飛行機は?

ミャンマーの最大都市ヤンゴンから日本への直行便は、残念ながらありません。選択肢は下記のとおりです。

・タイ国際航空(TG) バンコク 乗り換え  【最も一般的!】

・マレーシア航空(MH) クアラルンプール 乗り換え

・シンガポール航空(SQ) シンガポール チャンギ 乗り換え

・中華航空(CI) 中国の様々な都市 乗り換え

 

ですが、飛行機の便数も増えてきており、日本の地方の空港へ1度の乗り継ぎで行くことができます。

 

さいごに

これまで述べてきたように、ミャンマーはいま日本への送り出しが非常に盛んです。

現在も右肩上がりで伸び続けているので、頭の片隅にでも覚えていただけると幸いです。

ベトナムやタイに出張の際に、すこし足を伸ばしていただけますと幸いです。

また、ZOOMなどでのmeetingも歓迎です。

最近のミャンマーの状況が知りたいなど、どのような些細なことでも構いませんのでご相談いただけますと幸いです。